もう最後かもしれない

そう思ったら（上映時間の関係とかもあって）
朝一で逢いに行っていた

「うう女」の私
何度観ても　この映画のことをうまく語れるわけもなく

ただ
エンドロールの
KIMURA　TAKUYA　の文字を見て
ーシタオを生きてくれてありがとうー
そんな気持だった


最後
ドンポはシタオに出会ったことで
愚かだが赦すと言われたことで
一瞬でも救われて涙を流すことができた
クラインもあの一瞬で
シタオを見つけることで
（探している過程で自分の過去を見つめ直して・・？）
救われた

シタオは？って思った時
リリの存在って　納得いかないところもあるけれど

今までというか
人の痛みを自分が引き受ける力を持ってから
ずっと一人だったと思うのね
痛みにもずっとひとりで耐えてきた
きっと初めて
戻ってきてくれて
世界一美しいって言ってくれて
抱きしめてくれて
癒されたんじゃないかなぁ
ドンポが見つけたときのふたりの寝顔はすごく安らかだったから
だから自分の気持にも素直になれた
怖いとか痛いとか言えて
救われたのかなぁって

そのために必要だったって思えるようになった


元来こういうグロテスクな表現の映画や暴力のシーンが多い映画もダメで
観ないけど（ホラー系やクローズZEROのようなのも苦手）
「I COME WITH THE RAIN」に関しては
初めて観終わったとき　意外と平気だった自分に驚いた
もちろん殺人犯のオブジェとか暴力とか肯定はしないし
絶対イヤだけど
それ以上にというか　気にならなくなるくらい
シタオに引き付けられたってこと

撮影当時
確かワッツで
撮影では血のりべったりが多いから
オフのときはホテルで清潔な（だったか　白いだったか）服を着て
静かに過ごしていたって言っていた
その時は　ふ～んそうなんだぁ　くらいしか思わなかったけど
作品を観て　すごく納得できた
撮影を（普段の生活に）引きずることはないって言ってたと思うけど（確か・・）
それでも　そうしてリセットしてた（勝手に解釈すると）と思うと
うん　本当にありがとう
シタオを生きてくれてありがとう　です☆


　　　　　＊＊＊＊＊


これでやっと九十九くんに専念できるかな（笑）
もちろんOAで観てるけど
なかなかリピ出来ていなかったから

キズナ食堂は最終回まで要チェックね（＠ワッツ）

これからのゲスト
私も海老蔵さん（すでに役名を忘れてる～）には
もう一度　がっつり向き合ってほしいなぁ


　　　　　＊＊＊＊＊


な～んて言いながら
またシタオに逢いに行ってたりして・・（笑）
だったら嬉しいけどね～☆

改めて気付いたら
まだ公開して２週間なんだよね
３週間目に入ったところ
すごい濃密な２週間だった気がするよ・・